高層ビルの狭間から

WELCOME 2 PARADISE

今が最高だって歌ってくれ

東雲大和と巻宗介について

 

突然ですが、バンドやろうぜ!という音楽ゲームアプリに登場する東雲大和と巻宗介について語ろうと思います。

もう、なんだか語らずにはいられないほど彼らへの思いが高まってしまいました。2人の関係性が尊いということを語るだけなので、興味のない方は一切読まなくても良い文章です。それでも時間つぶしに読んでやるよ!という菩薩のような方、ありがとうございます。

ちなみに読んでいる途中で解釈ちげーよ、と思われましたらそのままそっとブラウザバックしてください。

 

ちなみにまっっっっったくまとまってないので、読んでも得られるものは特にないです!自己満足につらつら書いてます!後からクレームは受け付けませんので宜しくお願いします!

 

*そもそもバンドやろうぜ!とは?

公式サイト曰く「青春」×「バンド」リズムゲーム

アイドル系の素敵でキラキラしたゲームはもう簀でにたくさんリリースされていますが、このゲームはバンドを題材としたゲームとなっています。メイン4バンドと、ライバルバンド(ユニット)達、伝説のバンド……等々によるリズムゲームです。

東雲大和と巻宗介はその中でメインバンドの内の1つである「BLAST」と言うバンドのボーカルとギターです。

BLASTは主人公各のバンドで、東雲大和はほぼバンドやろうぜ!の主人公と言って良い存在かと思います(*ただしバンドやろうぜ!は4バンドずつ同じ時間軸でメインシナリオが4つ用意されており、それぞれのバンド視点で進むので全てが主人公バンドとも言えます)。

 

  • まあ待て、そもそもBLASTとは?

緋ノ山第一高校に通うギタリスト巻宗介が中心となった、高校生バンドです。巻宗介は中々に気難しい人物で、すぐにボーカルをクビにしてしまうため、東雲大和が加入するまでに16人のボーカルを辞めさせています。東雲大和が助っ人として加入した際も、暫くは正式加入を認めないというスタンスを取っていました。

 

  • 運命

こう書くと大げさかもしれませんが、2人は出会うべくして出会った存在だと思います。

2人の出会いが詳しく知れるのはCDに収録されているプロローグドラマ「good morning shout」です。

16人目のボーカルをクビにしてしまった後、宗介は屋上でギターを弾いています。大事なコンテストを控えているのにボーカルが見つからない。焦る宗介の元、校庭からふと聞こえてきたのは馬鹿デカくてよく響く応援団の声でした。

 

「ピッチャー!ここ粘りどころだぞ、がんばれー!」

 

その声を聞いた宗介は慌ててその声の主を探します。そう、その人物こそ東雲大和でした。

東雲大和は野球部のエースピッチャーでした。「でした」と言うのは、少し前に交通事故に遭い、日常生活に支障はないものの、ピッチャーとしては致命的な怪我を負ってしまったのです。そこで野球部の応援団として大和は活躍していたものの、明るくて努力家で一直線な大和は元々野球部でも少し浮きがちだったため、あまり良い顔をされません(大和の声が大きいせでチアの声が聞こえなくて不評という声も)。

 

何が言いたいのかと言うと、ここで「大きな夢が絶たれた直後の東雲大和」と、「小さい頃からの夢を叶えたくて必死な巻宗介」の世界が交わるのです。

 

巻宗介が気難しいのには理由があります。

彼はとある理由(*ゲームの大きなネタバレ/割と後の方に出てくる設定)からとにかくバンドで頂点を取りたい、最高のギターテクを身につけたいと日々焦っています。そのせいか何事にも妥協をしないため昔から友達もおらず、唯一同じバンドの翼(ベース担当)と1つ下で後輩の徹平(ドラム担当)が話し相手でした。

 

しかし、そこで東雲大和と出会います。

 

彼は天然ボケが入っていてとってもまっすぐな性格の人物です。一見少年漫画の熱血キャラに見えますが、実は意外と冷静です。巻宗介がすぐにカッとなるタイプなのに対して、比較的冷静に物事を見ています。ただし天然ボケなので冷静に見てはいても9割方ボケます。だけど残りの1割、本当に大事な時はボケません。とってもまっすぐで明るくて、そんな東雲大和と出会ってから巻宗介は変わり始めます。

全然余談ですが、気難しい性格のキャラって大抵ツッコミなのに、巻宗介はボケです。大和と宗介が話し始めると延々とボケ続けるので、翼と徹平がいつも苦労しています。翼には「黙れ、この単細胞コンビ!」とまで言われています。

 

ところで、大和が加入してからはバンドが順風満帆だったかと言うとそうではありません。

自分で連れてきた癖に、あくまで「仮」のボーカルだと宗介は言いはります。中々にボーカルに対しての要求が厳しいのと、まだ大和が野球に未練があり、野球の代わりにバンドのボーカルを引き受けたのではないかと最初の内は思っていたのです。大和が否定したことと、また自分が無意識の内に大和に合う曲を作っていることを翼に指摘され、宗介は大和を認め始めます。

 

翼にそう指摘されるほど、BLASTの歌詞や曲調にはその様子が伺えます。BLASTの作詞作曲はほぼ宗介(たまに大和や翼が歌詞を書くことも)です。

そもそも宗介のバンドメンバーに対する想いの強さはありありとその歌詞から浮かんできます。一部ですが紹介すると:

 

Obejction

「届かないから 叶わないから 夢は夢なんだって? 喚いてろ それじゃ後がつかえてるんで」

宗介のバンドに対する熱い思いが込められています。このバンドで絶対にてっぺんを取るという意思が伺えます。

 

Alternative

この歌詞はまるごと自分たちが今まで選んできた道について歌っておりメンバー全員の心境っぽいですが、特に「全身で全霊の選択に成否など無いさ」にこのバンドでやっていくことは間違いじゃないという思いが込められているのではないかと勝手に感じています。

 

Shout for life

「今が最高だって歌ってくれ」という歌詞を大和に歌わせる宗介、何を想ってこの歌詞を書いたのでしょうか。

また、「教えてよ君のこと 聞いてよ僕のこと」と書いてあるのも、相互理解を深めたいという意味ではないでしょうか。相手を第三者と取るか、メンバーと取るかで解釈が分かれる曲ではありますが、いずれにせよ普段の歌詞以上に青春寄りの曲になっています。

 

Dreamer

BLASTの代表曲ではないかと。「這い上がれ 傷だらけのDreamer」。これはまさしくメンバー全員の事でしょう。

 

上記から、大和だけでなくメンバーに対しても普段宗介がどう感じているかを知ることが出来ます。普段ツンデレ(?)気味な宗介が、歌詞となるととても素直でストレートな表現を使うのは余計に青春のむずがゆさ、爽やかさ、少しのほろ苦さを感じさせるのではないでしょうか。

 

ここまで歌詞を書いて何が言いたいのか。

まあ聞いてくれ!

東雲大和が作詞しているsongwriterという曲の歌詞では、「ここで ここで 僕は歌うから」とあります。あれ……これ……。

 

「今が最高だって歌ってくれ」→「ここで ここで 僕は歌うから」

 

 

あっ。

 

 

ちなみにもう少しだけ書くと(どちらもラスラビの部分)、

 

 

「ハリボテで背伸びで 確証なんてどこにもない それでも最高だって歌ってくれ」

「ここで ここで僕は歌うから 全ての光とその影を記しておくから どうか どうか連れて行ってよ それだけで僕は嬉しい」

 

 

です。

 

 

いやもう2人共出会っちゃったね!!!!!!!

 

 

 

 

夢が絶たれてしまった大和と、夢に向かって焦ってどうしようもなくなってしまった宗介、出会ってしまったんです。お互いのピースががっちりとハマりました。

 

イベントストーリーで自分たちの曲を演奏する権利を取られてしまい、なりふり構えなくなった宗介は全く勝ち目のない相手に噛みつきます。そんな宗介を大和は一度は諭します。が、一方で「俺をブレイストに誘ってくれて居場所をくれたのは宗介なんだ」と告げています。

その上で「ここで逃げたら自分が自分じゃなくなっちゃいそうなんだろ、宗介」と宗介の心の中までを完璧に理解しています。1人でジタバタしてしまっている宗介に対して、絶対に勝てない、かつ無謀だとわかっていて、その上で自分に希望をくれたという理由で味方につくことを宣言します。

最初の方こそ宗介の苦悩はストーリーであまり明らかにされておらず、大和の方にクロースアップされていましたが、後の方のストーリー、また最近のイベントストーリーで、実は宗介も色々と悩みを抱えていた事が明らかになりました。

 

 

救われていたのは大和だけではなかった。

 

 

ここが大きなポイント。

2人は互いの存在で救われたんです。なんかもっと言いたいことあったんですけどお察しの通りな〜〜〜んにも上手くいえません!普段ツイッターで「尊い」「しんどい」しか言ってない奴なので察してください。これでもない語彙力を振り絞りました。

もう後は宗介の恒常SSRとか見て欲しい。恒常でスキル発動時に他のキャラクター(大和)を連れ込んでるの彼ぐらいでしょ……。口があんなに悪いのに、実はって……。

 

勘弁してくれとしかいえません。

 

 

まとめとか何もないです。ただ言いたかっただけです。

それなのにここまで読んでくださった貴方は神です。明日良いことあります。

 

ちなみにここまで読んでもしバンやろをやってない人がいたらすぐさまインスコすることをオススメします。

 

 

ただし現代設定でシリアスなメインストーリーの癖に、イベントだけは魔界へ行ったりタイムスリップしたりとイナイレもびっくりのファンタジーワールドなので現実的な人はダウンロードしないでください知恵熱が出ます。