高層ビルの狭間から

WELCOME 2 PARADISE

LDHから浮気してヘタミュを観た

LDHのオタクをしているんですけれども、以前書いたように自粛期間中から今まで、大陸アイドルやら韓流アイドルやら沢山のものに浮気してました。

 

その中でも盛大に浮気していたのが「ミュージカルヘタリアです。

相変わらずLDHはずっと押してたんでオンラインライブとか観てたんですけが、その傍めちゃくちゃヘタミュに浮気してました。

 

きっかけはツイッターで4月にヘタミュ配信のツイートを見かけたことです。その時は時間があわずに観れなかったんですが、そのツイートを見て「そういえばずっとヘタミュ観たいと思ってたんだよなあ。良い機会だし観たいなあ」なんて思いました(*ここから大変なことになる)

何度かブログに書いた通り私はLDHを推す前は若手俳優を通っている上、00とかアイチュウ舞台の感想記事もここに載せてたりするので2.5次元はけっこう好きです。あとヘタリアは学生の頃漫画とアニメ凄く好きだったので、ずっと観たいなと思ってました。観れなかったのは2016年がちょうど新卒1年目で新しいものに目を向ける暇がなかったのと、持病で休憩がない作品には行けないためです(*アイチュウも00も合間に休憩があった作品)。

 

でもやっぱり昔好きだったし、どうしても配信観たいなあと思ったので加入してるアマプラ内のdアニメストアに加入し、ヘタミュ配信を観ることにしました。

そしたらまあ案の定ドハマリしてしまいました。最初に観た時のインパクトが凄くて記憶がないんですけど(オタク特有の誇張表現とかじゃなくて本当になくて何から観たかも覚えてない、きっと最初から観たと思うからSinging in the Worldかな?)それはもう。

 

元々テニミュをけっこう生で観ていたオタクなので、俳優さんのほとんどを生で観たことがあってとっつきやすいというのが仇になり、観た瞬間何か琴線に触れてしまったというんでしょうか。とにかく凄くて。学生の頃漫画を読んでいた頃は凄くキャラクターとしてオーストリアが好きだったんですけれども最初の作品にいたのも観ようと思った要因の一つです、やられた…。感想書こうと思ったのに今や「どうして自分がハマったか」の原因の掘り下げから入ってしまうぐらいやられたな…感強いです。

 

結局アマプラdアニメストアにあった作品(第3弾に至っては2公演)観たし、通販2ヶ月待ってDVDをライブ含めて全部取り寄せました。ついでにCDも。

本当は作品ごとに長く感想を書こうかなと思ったんですが、まとまりがなくなったので00の時の記事みたいにキャラクターごとに簡潔に書きたいと思います。

 

その前に一言だけ脈絡なく先に:ヘタミュ、曲がどれも良すぎる

歌について書こうと思うと全曲書きたくなるのでこれもやめました。特に好きな曲は第3弾の「約束の木の下で〜in the new world〜」で、最近通勤中ずっと聴いてます。

 

*イタリア

出だしから本人すぎておどろきました。表情も声も動きもとにかくイタリア!

ドイツに歌う歌、あれアニメでもあったと思うんですけどめっっっちゃくちゃ本家に似てません…??可愛くてふにゃっとしてて、しかも聞くところによると凄く若い!当時は高校生!?なのに座長としてしっかりしてる…。第1弾と第3弾のドイツとの絆にやられた。

元々歌が良いけれど、ライブの時にさらにめちゃくちゃ歌が上手くなってて成長…半端ない…って凄い近所のおばさんみたいな目線で観てしまいました。第3弾の贈り物の曲がとても可愛いので好きです。

 

*ドイツ

第1弾、第2弾〜ライブでキャストさんが変更になってますがどちらのドイツもテニミュで生で何回か観てました。どっちのドイツもめちゃくちゃ好きです。

第1弾のドイツは可愛い顔でめちゃくちゃストイックでちょっと猪突猛進な感じを受けたんですが、最後のクリスマスのところで貰い泣きしました…。感情表現が凄い。

2代目ドイツは声や造形がアニメっぽいドイツだ…!すごい!ってこれまた小学生みたいに喜んでました。個人的には第2弾の冒頭の曲のドイツの声が格好良いのに色気があって好きです。

 

*日本

和風な感じが似合う美形さんだ!って思いました。役者さんは有名だし名前は知ってたんですけど演技観たの実は初めてで、こんなに上手い方だったんだ…自分無知…と反省しました。声も声優さんに似てて違和感なさすぎて凄いと思いました。ていうかこのミュージカル全体的に声そっくりですね。どこから連れてきたんです?私は別に2.5次元では声が似てなかろうがあんまり気にしない人間なんですけど、似てたら似てたでめちゃくちゃ凄い!!!!!と感動する人間なので普通に感動しました。

肉じゃがの歌すごい良かったけど毎回観るたびお腹空く。個人的には開国慕情の曲が演歌で日本ぽくて凄く良かったです。あと随所で抜刀してくるけれど、刀の扱いも格好良い。

 

アメリ

どこから連れてきた…???名前は知ってたけどテニミュでも1stは生で観たことなかったのでちゃんと演技観たのはこの方も初めてでした。体格や身長がとってもアメリカ…。これぞ2.5次元の醍醐味って感じのアメリカ。ダンス上手いし身体能力が凄い。

アドリブが凄すぎるしネタどれだけ持ってるんだ!?って素直に感心しました。なのに独立戦争関連はしっとりした歌声と表情で泣かせてきてギャップ〜〜〜!ってちょっと画面の前で怒った。素敵すぎるアメリカ。でも子供時代はさすがにちょっとずるい笑

そのちょっと前まで日替わりアドリブでロシアとギャーギャーやってたのに、「東西冷戦」で「制裁をするぞ」で一気に表情が変わるところゾクゾクしました…これが超大国…。

 

*イギリス

ほぼ全てこの人のせい。

元々イギリスも学生の頃好きだな〜って感じだったんですが、まず最初観たとき「こんなヤンキーだったっけ!?」ってすごいびっくりした。太字にするぐらいにはびっくりした。ツンデレっぽいイメージだった。アメリカとよく歌うシーンが多いので、アメリカの体格とイギリスの体格の違いすご…って思いました。キャスティングが凄いのかなこれ…。よくここまで細い人連れてきたなって…、廣瀬さんも生で何回か観てるんですが、イギリスの衣装って腰にベルトがあるせいで余計細く見えるのかな…? 

とにかくまずヤンキーなことに度肝を抜かれ、そこから笑顔とかのギャップにやられ、気づけばハマっていました。

第2弾がイギリスメイン?でアメリカとの兄弟話で、とにかくイギリスが出ずっぱりだったんですが演技も凄いし歌もあれだけある中で全部全力!って感じなのが凄く感動しました。「産業革命!」ってずっと言いたくなる。アルマダ海戦の曲も凄く良かった。途中でアメリカに見せる執着?心の強さ、独立されてからの荒み具合とか、感情の振れ幅が凄かったからかなり疲れる作品だったと思うんですが演じきってくださったのは感謝しかないです…。

 

*フランス

二次元から出てきたってぐらいフランス。びっくりするぐらいお兄さん。多分役者さんの中で一番年長?だよね?そのせいか物凄いリアリティがある。アメリカと同じで凄い身長があるので最初観た時スタイルの良さにもびっくりした。

黙っているとただの物凄い美形なお兄さんなのに、第3弾めちゃくちゃはっちゃけてて笑いました。第2弾の悪役っぽさを醸し出すところのフランス、これもギャップがあってちょっとドキドキしました。

 

*ロシア

凄い綺麗でこれまたスタイルが良いのに日替わりが面白すぎる。あとまるかいて地球のダンスが毎回クオリティ高すぎませんか…??コサック風やバレエ風なのも素敵だし、個人的には第1弾のくるっと回るダンスでびっくりしました。マフラー巻いてるのもあって凄く画面映えするなと。

ライブのピロシキの歌でにこにこしてるのも好き。第2弾の「歌のお兄さん」も可愛いし、あと第3弾の案内役しているところも可愛い。

 

*中国

目がおっきくて可愛い。まるかいて地球の時の「中国あるよ!」がいつも明るくて可愛いし、第2弾の「羅針盤あるよ!」のちょっとドヤっとして曲に入るところもとっっても可愛かった。よく扇子を持ってるんですが、それを持ちながらお辞儀するときに扇子をくるっとさせるところの動きが神がかってる(細かい)。中国風の曲調好きなのでまるかいて地球で出てくる度に嬉しい。

 

オーストリア

歌が上手い。元々2ndテニミュにハマってた時に氷帝ばかり観てたのでよく知ってました。歌が上手い。好きなキャラクターだったのでどんな感じなんだろう?と思って観たけど何一つ心配することなくすんなり入れたのは役者さんのおかげかなと。サラエボ事件の曲とか、純粋に歌を歌として聞かせる力があるなと感じました。

あとちょいちょいドイツやイタリアに怒ってるところ原作みたいで面白かったです。継承戦争の劇中お芝居のところでもその歌声が発揮されてたし、東西冷戦の曲で一番高音のところを任されていたのは流石だなと思いました。

 

*スペイン

元気!関西弁!明るい!スペインだ!!!!

友人がよく話してたので名前は知ってたものの詳しく知らなかったのでggったら役者さん本当にスペインの血が入っててびっくりした。笑顔が太陽って感じ。ライブのトマトの歌が太陽すぎて浄化された。

元々スペインも漫画読んでたときから好きだったので出てきてくれてシンプルに嬉しかったです。やっぱり好きなキャラクターが出てくるとワクワクしますね…!

 

プロイセン

自粛期間明けてから友人ら三人と自宅でヘタミュ観てたら全員プロイセン格好良いって始めたので責任取ってもらいたい人。お名前知らなくて恐縮なんですが、元々モデルさんなんですか?本当にどこから連れてきた…?ヘタミュすごいな…。

プロイセンで歌うのとか、演技とかってめちゃくちゃ難しいと思うんですけど頑張っていてとても良かった…。まるかいて地球最後の「格好良いぜ!」が格好良い。

 

*内容

第1弾と第3弾はけっこう最近の歴史なので重たい部分も多々あるんですが、第2弾は大航海時代〜近代なので一番観ました。でも正直どれもめちゃくちゃ観ました。

とはいえヘタミュの凄いところは重い題材でもエンターテイメントに仕上げてきたところだと勝手に思ってます。これは元々の原作がそういう作品だからというのもあると思うんですが、それにしても生身の人間が演じるというところでどうしても難しいところとかあったと思うんですけど、コメディ要素も多くある内容への舵の切り方というか振り切ったところが良かったのかなと。というか冷静に考えてよくこの難しい題材をミュージカルにできたなと今更思いました。

 

*舞台演出

第1弾はあちこち開いたりするし壁は動くし、第2弾は舞台の中心が円になって動くし、第3弾の桜は手間がかかってるし、予算どれだけつぎ込んでるんだろ…。派手な演出は目を引くので大好きなんですけど、桜あれ毎回散らしてたの凄くないですか…。

あとライブの「連合軍総攻撃」の最後の照明演出格好良すぎたし、連合のラスボス感強くて最高でした…。

 

今更ヘタミュに浮気してハマっちゃった人間なんですけど楽しく観続けてます。先日の配信も観れなかった第2弾の別公演が観れたので大満足でした(カメラワークの関係で観れなかった部分の産業ロックのダンスの振りが死ぬほど格好良いことを知りました。あれも第3弾みたいにdストアで別公演として通常配信してほしい)。

 

まだ全然書き足りないので、思い出したことあったらまたこの記事に追記したいと思います。